現在「直方市こども子育て支援事業」を策定し、子育て環境の整備を進めていますが、保育園、幼稚園、学童クラブを利用する家庭は多くが共働きであり、少数であるが待機児童も出ています。
施設を整備することも大切ですが、それには時間もお金もかかります。
現在小学校では、図書館等を活用して、午後5時までの学習支援を行っていますが、この活動は国からの補助金によるものであり、継続性に問題があります。
国の支援が無くなっても事業が継続できるように、教育委員会、こども育成課、地域が連携し、安心できる子どもの居場所作り、仕組作りを考えたいと思います。
平成24年より文部科学省より武道が中学校体育の必修となりました。礼に始まり礼に終わる、自己鍛錬を重んじる武道は、青少年の健全育成にとって最適であると考えたからです。しかしながら直方市の中学校には武道場がありません。
近年毎年のように起こる自然災害、平成30年7月の大雨では直方市でも避難指示が出されましたが、対象地域の全員が非難できる場所がなく、キャパシティも不足していること、また畳敷きの場所も少なくご高齢の方には過酷な環境であることが判明しました。
子どもたちの健全育成のために、また緊急時の安全を確保するためにも、武道場と備蓄倉庫を各中学校に建設することを提案します